「入籍だけ」の相手に何を贈るのが正解?ナシ婚・式なしへの結婚祝いマナーと、本音で喜ばれる新定番ギフト

結論:ナシ婚でも結婚祝いは贈るべき。相場は通常の約半額〜7割が目安
結論から言うと、ナシ婚(式なし・入籍のみ)の相手にも結婚祝いは贈るべきです。ただし相場は、結婚式に参加する場合の約半額〜7割程度が一般的です。
友人から「入籍しました」と報告を受けたとき、「おめでとう!」と思う一方で、「結婚式がないけど、お祝いはどうすればいいの?」と戸惑った経験、ありませんか?
近年、結婚式を挙げないカップルは増加傾向にあり、「ナシ婚」という選択は珍しくありません。でも、従来のマナー本には「式がない場合」の正解が載っていないんですよね。
この記事では、ナシ婚だからこその悩みに特化して、「いくら贈ればいい?」「いつ渡す?」「現金?プレゼント?」といった疑問に、すべてお答えします。
💡 一言まとめ: 式がなくてもお祝いの気持ちは大切。相手に気を使わせない「絶妙なライン」を押さえれば、関係性も良好に保てます。
ナシ婚だからこそ知っておきたい「結婚祝いマナーの新常識」

ナシ婚への結婚祝いには、従来のマナーとは少し異なるポイントがあります。まずは基本を押さえましょう。
「式がないから不要」は誤解。お祝いの気持ちは伝えるべき
「結婚式がないならお祝いも不要」と考えるのは誤解です。
結婚祝いの本質は、「結婚式への参加費用」ではなく、「新しい人生のスタートを祝福する気持ち」です。したがって、式の有無に関わらず、お祝いの気持ちを形にするのがマナーとされています。
ただし、これはあくまで「親しい間柄」の場合です。顔を合わせる程度の知人や、遠い親戚であれば、メッセージだけでも問題ありません。
💍 ポイント
• 親しい友人・親族 → 結婚祝いを贈るのが一般的
• 同僚・知人 → 関係性次第(複数人でまとめて贈ることも)
• 遠い知人 → メッセージやSNSでお祝いの言葉だけでもOK
ナシ婚の結婚祝い相場:関係性別ガイド
では、具体的にいくら贈ればいいのでしょうか?以下が関係性別の相場です。
| 関係性 | 結婚式ありの場合 | ナシ婚の場合 | ポイント |
|---|---|---|---|
| 親しい友人 | 30,000円 | 10,000〜15,000円 | 食事代・引き出物がない分、控えめに |
| 同僚・知人 | 10,000〜30,000円 | 5,000〜10,000円 | 複数人でまとめて贈るのもおすすめ |
| 兄弟姉妹 | 50,000〜100,000円 | 30,000〜50,000円 | 家族間は個別に相談することも |
| いとこ | 30,000〜50,000円 | 10,000〜30,000円 | 親族間の慣習も考慮 |
なぜ半額〜7割なのか?
結婚式に参加する場合のご祝儀には、「食事代」「引き出物代」「会場費の一部負担」といった意味が含まれています。ナシ婚の場合、これらの費用が発生しないため、純粋な「お祝いの気持ち」の部分だけを贈るのが妥当とされています。
渡すタイミングはいつがベスト?
ナシ婚の場合、入籍報告を受けてから1ヶ月以内に渡すのがベストです。
結婚式がある場合は「式の1週間前〜当日」が基本ですが、ナシ婚にはそうした明確な節目がありません。そのため、報告を受けたら早めに渡すのが無難です。
• 報告を受けた直後〜2週間以内: ベストタイミング。相手も「お祝いしてくれるんだ」と嬉しい気持ちになります。
• 1ヶ月以内: セーフゾーン。「忙しくて遅れちゃったけど、おめでとう!」と一言添えれば問題なし。
• 1ヶ月以上経過: 遅くなった理由を伝えつつ、「遅くなってごめんね」と添えましょう。
注意: 入籍前に贈るのはNG。正式な報告を受けてから渡すのがマナーです。
💡 一言まとめ: ナシ婚の相場は通常の半額〜7割。報告を受けたら1ヶ月以内に渡すのがベストです。
【予算別】気を使わせない、本音で喜ばれるギフト5選

「相場は分かったけど、具体的に何を贈ればいいの?」そんなあなたのために、予算別のおすすめギフトをご紹介します。
【5,000円前後】同僚・知人向けギフト
気軽な関係性の方には、5,000円前後のギフトがおすすめです。このくらいの金額なら、相手も「お返しが大変…」とプレッシャーを感じにくいです。
カタログギフト(5,000円コース)

おすすめポイント: 「好きなものを選んでほしい」という気持ちが伝わります。グルメやインテリア雑貨など、実用的なアイテムが揃っているので失敗がありません。
特に、相手の好みが分からない場合や、複数人でまとめて贈る場合に最適です。
タオルギフトセット

おすすめポイント: 今治タオルなどの高品質タオルは、実用性抜群。新生活で何枚あっても困らないため、喜ばれます。
シンプルで上品なデザインを選べば、どんな家庭にも馴染みます。
【10,000円前後】友人・親族向けギフト
親しい友人や親族には、10,000円前後のギフトが一般的です。「ちゃんとお祝いしたい」という気持ちが伝わる価格帯です。
キッチン家電(トースター・コーヒーメーカー等)

おすすめポイント: 新生活で役立つキッチン家電は、実用性と喜びを兼ね備えています。特に、バルミューダのトースターやデロンギのコーヒーメーカーなど、デザイン性の高いアイテムは「自分では買わないけど、もらったら嬉しい」代表格です。
ペア食器・グラスセット

おすすめポイント: ウェッジウッドやノリタケなどのブランド食器は、特別感があります。ペアで使えるアイテムは、新婚生活の象徴としても喜ばれます。
体験型ギフト(レストランやスパのチケット) 
おすすめポイント: 「モノより思い出」を贈りたい方には、体験型ギフトがおすすめ。高級レストランのディナーや、温泉・スパのペアチケットなど、二人の時間を豊かにするギフトです。
「結婚式の代わりに、二人で楽しんでね」というメッセージも添えると、より気持ちが伝わります。
現金 vs プレゼント、どっちが正解?
これは正直、関係性と相手の性格によります。
現金が向いているケース:
• 親族への贈り物(家族間では現金が一般的)
• 相手が「好きなものを自由に買いたい」タイプ
• 新居の家具・家電購入の足しにしてほしい
プレゼントが向いているケース:
• 友人・同僚への贈り物(金額が明確にならない)
• 相手の好みをある程度知っている
• 「選んだ」という気持ちを伝えたい
迷ったら、カタログギフトが最強です。 現金とプレゼントの良いとこ取りができます。
💡 一言まとめ: 5,000円前後ならカタログギフトやタオル、1万円前後ならキッチン家電や食器がおすすめ。迷ったらカタログギフトが無難です。
失敗しない渡し方とメッセージのコツ
ギフトが決まったら、次は「渡し方」です。ナシ婚の場合、いつ・どこで・どうやって渡すかも悩みどころですよね。
渡し方:直接手渡し?郵送?
基本は直接手渡しがベストですが、状況に応じて郵送でもOKです。
直接手渡しが向いているケース:
• 近くに住んでいる、または頻繁に会う関係性
• 食事の席などで自然に渡せるタイミングがある
• 相手が受け取りやすい状況(忙しくない時期)
郵送が向いているケース:
• 遠方に住んでいる
• なかなか会う機会がない
• 相手が忙しい時期(新生活の準備中など)
郵送の場合の注意点:
• 事前に「お祝いを送るね」と一言伝えておく
• 配送日時を確認し、不在にならないよう配慮
• 現金を送る場合は、現金書留を利用
気持ちが伝わるメッセージカード文例
ギフトには、必ずメッセージカードを添えましょう。形式的な言葉よりも、あなたらしい温かい言葉の方が喜ばれます。
💌 文例1: 親しい友人へ
ご結婚おめでとうございます!
式はなくても、二人の新しいスタートを心から祝福しています。
これからも仲良く、楽しい家庭を築いてくださいね。
ささやかですが、お祝いの気持ちです。
💌 文例2: 同僚へ
ご結婚おめでとうございます。
お二人の門出をお祝いして、心ばかりの品を贈らせていただきます。
これからのご多幸をお祈りしております。
💌 文例3: 親族へ
結婚おめでとう。
二人で支え合って、幸せな家庭を築いてください。
ささやかですが、新生活に役立ててもらえたら嬉しいです。
ポイント:
• 「式がなくても祝福している」という気持ちを伝える
• 堅苦しすぎず、自分らしい言葉で
• 相手の名前を入れると、より温かみが増します
💡 一言まとめ: 渡し方は直接手渡しがベストだが、郵送でもOK。メッセージカードで気持ちを添えるのを忘れずに。
よくある質問(FAQ)
Q1. ナシ婚の相手から「お祝いは気を使わないで」と言われた場合は?
A. 基本的には贈るのがマナーですが、関係性次第です。
相手が本当に遠慮しているのか、それとも社交辞令なのかを見極めましょう。親しい友人であれば、「気持ちだけだから受け取って」と軽めのギフト(5,000円程度)を贈るのが無難です。
どうしても遠慮される場合は、「じゃあ、今度食事に行ったときに奢らせてね」と、別の形でお祝いするのも一つの方法です。
Q2. 内祝い(お返し)は必要?
A. ナシ婚の場合、内祝いは必須ではありません。
結婚式がある場合、引き出物が「内祝い」の役割を果たしますが、ナシ婚の場合はその必要がありません。ただし、高額なお祝いをいただいた場合は、お礼の品を贈るのが一般的です。
目安:
– 5,000円以下 → お礼状のみでOK
– 10,000円以上 → 半額程度の品を贈る
Q3. 入籍報告をSNSで知った場合も贈るべき?
A. 親しい関係性であれば、贈るのがマナーです。
SNSで知った場合でも、親しい友人や親族であれば、直接連絡を取って「おめでとう!」と伝え、お祝いを贈りましょう。
ただし、「SNSでしか繋がっていない知人」レベルであれば、コメントやDMでお祝いの言葉を送るだけでも問題ありません。
💡 一言まとめ: 「気を使わないで」と言われても、親しい間柄なら軽めのギフトを。内祝いは必須ではないが、高額なら半返しが無難。
まとめ:ナシ婚だからこそ、シンプルに気持ちを伝えよう
ここまで、ナシ婚への結婚祝いのマナーと、本音で喜ばれるギフトをご紹介してきました。最後に、重要なポイントをおさらいしましょう。
押さえておきたい3つのポイント
友人: 10,000〜15,000円 / 同僚: 5,000〜10,000円
遅くなった場合は、お詫びの言葉を添える
高すぎず、安すぎず。カタログギフトなら失敗しない
最後に、忘れてはいけないのが「気持ちを言葉で伝える」ことです。 どんなに高価なギフトでも、あなたの温かい言葉がなければ、真の祝福は伝わりません。
「おめでとう」「これからも幸せにね」というシンプルな言葉が、何よりも嬉しいプレゼントになるはずです。
基本的なマナーについては、結婚祝いマナー完全ガイドも参考にしてください。
さあ、自信を持ってお祝いの気持ちを伝えましょう!
2026.2.6
結婚祝い式の有無・スタイル別
